ゴスペルって何?

ゴスペルは、福音、または良い知らせ

という意味です。

良い知らせを聞きたくない人なんていませんね?

良い知らせは誰でも大好きです。でも、約2千年にわたって、多くの人の人生を変えて来た、

このゴスペルという福音は、希望とめぐみ、自由と赦し、そして悪い知らせが含まれる、聖書のメッセージです。

 

ええっ?

聖書は、この世を創造された神様について伝えていて、神様は、目に見えるものから、目に見えない小さな粒子にいたるまで、この世を全て秩序正しく、完璧な良い物に創造されました。神様は、人を形づくって命を吹き込み、心、思い、霊をお与えになりました。人には、物事に対処する力や創造力、自由に選択する能力が与えられたのです。

(聖書の次の箇所を開いて確かめてみてください。: 創世記 1、ガラテヤ 5:17)
 

神様は、ご自分が愛し、交わり合う為に人を創造されたのです。そして、人が安全に暮らす為に、ガイドラインを与え、一つの事を命じられました。しかし私たちの人間は、神様の道ではなく、自分の道を選びました。神様に背くこの選択が堕落へと繋がり、人の心はみな堕落しました。この堕落を、聖書は罪と呼んでいます。

(創世記 2:16-17、ヤコブ 1:14-16)
 

罪というと、犯罪や何か大きな事のように考えがちですが、罪とは、私たちの心の中の不純さ、汚れであって、不正や不道徳、妬みやわがままといった、私たちにとって些細に思える小さいことが、神様と私たちの間に崩す事の出来ない壁を作るのです。

(第一ヨハネ 3:4、ローマ 3:23、ガラテヤ 5:19-21)
 

これは悪い知らせです。人間の罪のせいで、この世に死や病、悲劇がもたらされ、私たちは、毎日ニュースでそれらを目にしています。また、恥や罪悪感、孤独や絶望といった感情は、とても辛いものですが、これは、神様の計画ではありません。それだけでなく、私たちが罪を選んだ結果として、死後、私たちは神様から永遠に離れ、地獄行きが定められています。

(ローマ5:12、 ローマ 6:23、ローマ 8:20、イザヤ59:2、マタイ13:41-42、へブル9:27)

これに対する解決策はあるのでしょうか?

神様は、人間には、自力で心の汚れを取り除けない事をご存知でした。

(マルコ7:23、イザヤ 1:18)
 

聖書は、神様は完全で汚れがなく、正義の神だと伝えていますが、同時に愛の神でもあられる神様には、人を贖い、ご自身と人との関係を回復させる為の、美しいご計画があった事も伝えています。

(詩篇97:2)
 

聖であり、義であられる神様には、罪を罰せずにいる事は出来ません。そして、聖書は罪の報酬は死だと教えています。

(ローマ6:23, ローマ2)

聖書によれば、初めから神様は、私たちの罰を受けて、私たちの心の汚れを取り除く為に、神様ご自身が私たちに代わって対価を払う計画を持っておられたと伝えています。

(エレミヤ2:22、第二コリント5:21、テトス1:1-2、エペソ 1:3-5)
 

神様は、御子イエス様を、その御心を成し遂げるためにこの世に送られました。イエス様は完全なる神であり、完全なる人間として、完璧に生き、父なる神様について周りの人に教えました。イエス様は、人として誘惑に打ち勝ち、また、私たちの弱さや痛みや悲しみを知っておられ、神として、あなたや私を癒し、回復させ、許す力がありました。

(へブル 7:26-27、へブル 4:15)
 

イエス様は、私たちの罰の対価を払ってくださいました。歴史と聖書を読めば分かります。イエス様は友に裏切られ、妬みに燃えた宗教的指導者たちからは迫害されて、そして、イエス様の死を求めた群衆と、ローマ政府の手によって、殴られ、十字架にかけられて、恐ろしい死を遂げられました。

(使徒の働き 2:22-23、マタイ 26:14-16、マタイ 27)
 

激しい苦痛に命を差し出しながらも、イエス様は、その目的が、あなたの罪を贖い、あなたを無償で解放する為である事をご存知でした。

(ルカ23:34、ヨハネ 19:28-30)
 

しかし、歴史と聖書を読むと、他にも奇跡が起こったことがわかります。神様はイエス様の完璧な犠牲を喜ばれ、イエス様をよみがえらせました。

(使徒の働き 2:23-24、 ローマ 1:4)
 

同じように、神様は罪の対価を払われた後、私たちに新しいのちを下さいます。神様は、私たちの心の汚れを取り去るだけでなく、永遠のいのちとめぐみ、将来への希望とあわれみで私たちを満たしてくださり、私たちは、新たな毎日を神様と過ごす事が出来るのです。天国で神様と永遠に過ごせる事を知った今、もはや死の恐れもありません。

(第一コリント 15:21-23、へブル 5:9、第二コリント 5:17、へブル 4:16)
 

といっても、私たちが完璧になるとか、問題がなくなるわけではありません。でも、神様との関係が回復し、神様が私たちの心に住まわれるのですから、私たちがこの世で直面するどんな悩みや問題も神様に委ねる事が出来るのです。

(ローマ 5:9-10、へブル 4:16)
 

これは、最高のニュースではないですか?

 

これが福音です。聞いて下さってありがとうございます。

 

だけど、この話はこれで終わりではありません。

 

これを知って、次にどうすれば良いのか? 聖書は、このメッセージを無償の賜物と呼んでいます。賜物は受け取らなければなりません。祈り通して神様に話し、受け取るのです。

(ローマ 6:23)
 

その方法は? 簡単なお祈りをお教えます。今いる場所でお祈りしてください。特別な場所へ行く必要もなければ、特別な決まりもありません。ただ、心から言ってください。

 

神様、この福音をありがとうございます。私は福音を信じます。赦しと永遠のいのちの賜物をお与えください。身代わりとして、十字架に死んでくださって、私の罪の罰を受けてくださり、ありがとうございます。私の罪を赦して下さい。どうぞ私の心に入って、私を新しくしてください。あなたに従い、新しい人生を始めさせてください。アーメン。

 
 

聖書は、神様からのこの賜物を受け取り、イエス様に従う決心をした者同士、互いに交流し、励まし合いながら聖書を学び、イエス様との歩みを学ぶよう命じています。お近く教会をお探しの方は、こちらをクリックしてください。

(へブル 10:23-24、 使徒の働き 2:42-27)
 

さらに詳細を知りたい方は、ぜひお近くの教会をお訪ねください。クリスチャンではない方も大歓迎です。

 

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